「もう一度ブログを始めたいけれど、どんなジャンルにすればいいかわからない」
この悩みは、再挑戦ブロガーのほとんどが抱えるものだと思います。
自分自身、過去に何度も同じ壁にぶつかりました。
再開したい気持ちはあるのに、方向性が決まらずに筆が止まってしまう。
そんな状態を何度も経験しています。
実はこの「方向性迷子」こそが、再挫折の原因のひとつです。
ジャンルを決めきれずに手探りで記事を書き始めると、途中で違和感が出て続かなくなってしまうんです。
自分も独学で始めたころは「とにかく稼げそうなテーマを狙えばいい」と思って行動していましたが、結果は空回り。手応えがないまま更新が止まりました。
けれど、メンターと出会ってから考え方が変わりました。
ジャンル選びは“稼げるテーマ”ではなく、“自分が語れるテーマ”から始めるべきだと気づいたんです。
この記事では、再挑戦ブロガーが「もう迷わず続けられるジャンル」を見つけるための3ステップ診断を紹介します。
自分が実際に迷いから抜け出したプロセスを、具体的にお話しします。
STEP1:稼げるより“語れる”テーマを選ぶ

再挑戦するとき、多くの人が「今度こそ結果を出したい」と思うでしょう。
自分もそうでした。
だからこそ、最初にやりがちなのが「稼げるジャンル」を選ぶことです。
金融、転職、副業、恋愛など、単価が高いテーマをリサーチして狙う。でも、実際に書こうとすると手が止まる。
なぜかというと、経験がないジャンルは語れないからです。
リサーチしても、書くたびに「これ、自分の言葉じゃないな」と感じてしまう。
最初は、他のブロガーの記事を真似して書いていました。
けれど、それを続けるうちに気づいたんです。
「人の言葉を借りて書いているうちは、信頼は生まれない」と。
語れるテーマとは、過去に体験したことがあるテーマです。
たとえば自分なら、何度もブログで挫折した経験がある。
だから「ブログを再スタートする人に向けたノウハウ」なら語れるんです。
ほかにも、副業を続けてきた人なら「継続のコツ」や「時間管理の工夫」が語れる。
AIを使い始めたばかりの人なら「初心者目線でAIをどう活用したか」を発信できる。
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ブログ挫折経験 → 再挑戦ノウハウ
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副業経験 → 継続のコツ・時間管理
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AI初心者 → AIで効率化する実践記
こうした体験ベースのテーマは、知識ではなく実感から書けるので、説得力が生まれます。
しかも、書いていて楽しい。自分は初めて“自分の言葉”で書けたとき、「これなら続けられるかもしれない」と思えました。
メンターにも言われました。
「語れるテーマは、あなたの中にすでにある」と。
だからこそ、ジャンル選びで迷ったら、自分が人に話したくなる経験を振り返ってみてください。
書きやすいテーマほど、長く続けられるテーマです。
ブログジャンル診断チェックリスト
ブログの方向性に迷っているときは、いきなり「稼げるジャンル」を探すよりも、まずは自分の中にある“語れるテーマ”を見つめ直すのがおすすめです。
下の質問に「はい」が多いほど、あなたに合ったジャンルが見つかりやすいです。
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そのテーマについて、過去の体験や失敗談を話せる。
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友人に1時間くらい熱く語れる内容がある。
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書いていて時間を忘れるくらい没頭できる。
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同じ悩みを持つ人を「助けたい」と思える。
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そのテーマで誰かに感謝された経験がある。
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3か月後も同じテーマで記事を書いている自信がある。
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読者の「悩み→行動→結果」の流れを想像できる。
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収益を得る未来(教材・紹介・サポートなど)が描ける。
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SNSでそのテーマについて発信しても苦にならない。
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自分の人生の一部として自然に語れる。
STEP2:読者を“過去の自分”に設定する
次に大事なのは、「誰に向けて書くか」を決めることです。
再スタート時のブログは、どうしても“誰に読まれるか分からない不安”がつきまといます。
昔は、想定読者を意識せずに書いていました。
その結果、記事がぼんやりしてしまい、誰にも刺さらなかったんです。
でもあるとき、メンターからこう言われました。
「最初の読者は、過去の自分でいい」。
この言葉で一気に気持ちが楽になりました。
ブログを3か月で挫折したことがあります。
書くネタが尽きて、アクセスも増えず、手応えがなくなってやめてしまいました。
今なら、そのときの自分に伝えたいことが山ほどあります。
「やめてもいい。でも、もう一度始めるときは、自分のペースでいいんだよ」と。
そう思うと、書きたいことが自然に出てくるんです。
過去の自分に語りかけるように書くと、言葉が柔らかくなるし、無理に「教えるモード」にならずにすみます。
自分は、再挑戦ブロガーとしての1本目の記事をそうやって書きました。
「同じように挫折した人に、もう一度挑戦してほしい」。その思いだけで書いた文章が、初めて共感をもらえたんです。
このとき感じたのは、「読者を過去の自分に設定すると、迷いがなくなる」ということ。
書く方向が明確になり、内容も自然と深まります。読者像を細かく設計するより、「過去の自分が何に悩んでいたか」を丁寧に思い出すほうが、はるかにリアルな発信になります。
自分はこの考え方を取り入れてから、記事の一貫性が出ました。
「誰に伝えたいか」を明確にすると、見出しの構成もスムーズに決まります。
結果として、読者の反応も安定してきました。
もし今、「誰に向けて書けばいいのか」と悩んでいるなら、まずは1年前の自分を思い浮かべてください。
その人に向けて書くだけで、記事が驚くほど自然になります。
STEP3:収益化の“未来地図”を描く



再挑戦ブロガーの多くは、過去に「収益化までたどり着けなかった」経験があると思います。
自分もそうでした。
何本も記事を書いても収益はゼロ。
モチベーションが下がって続かない。
でも、その原因は“方向性”がなかったことに尽きます。
方向性を定めるには、「このブログで最終的にどうなりたいか」を描くことが大切です。
これを自分は“未来地図”と呼んでいます。
収益化を目的とするなら、最初から「どんな形で収益を得たいか」を意識しておくべきなんです。
たとえば、再挑戦ブロガーに向けてノウハウを発信しているなら、いずれ自分の経験をまとめた教材を販売することができます。
自分のメンターも、最初は無料で情報を発信していましたが、ある時期から自分の実践記をnoteで販売し始め、それが軌道に乗りました。
あるいは、自分が使っているツールやテーマを紹介するアフィリエイトも有効です。
実際に使った上で感想を語れるなら、読者の信頼を得やすい。
自分も使っているWordPressテーマを紹介した記事が、初めて収益を生んでくれた瞬間を今でも覚えています。
さらに、ある程度経験を積んだら“コンサル型”の発信にも広げられます。
たとえば「継続できない人をサポートする」「ブログの方向性を一緒に決める」といったサービスです。
実際に再挑戦ブロガー向けの相談を受けたとき、相手の悩みが自分と重なっていて、助けになれたことにやりがいを感じました。
このように、「信頼発信 → 導線 → 商品化」という流れを意識しておくと、記事の内容も明確になります。
最初の段階から“ゴールの景色”を頭に描いておくと、記事がバラバラにならず、一貫した方向性を保てるのです。
メンターにも言われたことがあります。
「ブログは、書くたびに自分のビジョンが形になる場所」だと。
だからこそ、収益化を焦るより、自分の未来像に合ったジャンルを選ぶことが何より大事です。
まとめ
再挑戦ブロガーがジャンルを選ぶときに大切なのは、
語れるテーマを選び、過去の自分を助ける気持ちで発信し、そして未来の収益化を描くこと。
自分も以前は、テーマが定まらず迷走していました。
何度もジャンルを変えては失敗し、手ごたえがないまま更新が止まる。
けれど、上の3ステップを意識してから、ようやく方向性が固まりました。
特に大きかったのは、「語れるテーマを選ぶ」と決めた瞬間です。
背伸びして稼げそうなテーマを狙うより、自分の等身大の経験を言葉にしたほうが、読者にも届きやすい。
何より、書いていて苦しくない。
もし今、あなたが「ジャンルが決まらない」「方向性が不安」と感じているなら、今日のうちにノートを開いてみてください。
自分の体験、過去の失敗、そしてこれからやりたいことを思いつくままに書いてみる。その中に必ずヒントがあります。
ジャンル選びは、才能の問題ではなく“自己理解”の問題です。何
度も迷ってきた自分だからこそ、そう断言できます。
次回は、「6か月で収益化を目指すロードマップ」について詳しく紹介します。
実際に自分が歩んできた道のりと、どんな行動で結果を出せたかを具体的にまとめます。
「ブログ再挑戦者のための挫折しないマインド5選」をLINEで配布しています。
最初の一歩を踏み出すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
方向性が定まれば、再挑戦は必ずうまくいきます。
今日、その第一歩を踏み出しましょう。


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